かもめ Die Moewe 2007年10月12日(金)、13日(土)、14日(日)
バーデン=バーデン祝祭劇場
音楽 | ドミートリイ・ショスタコーヴィチ エヴリン・グレニー ピョートル・チャイコフスキー アレクサンドル・スクリャービン |
振付 舞台美術 衣裳 |
ジョン・ノイマイヤー |
1 | 12日(金) | 13日(土) | 14日(日) |
イリーナ・ニコラーエヴナ・アルカーディナ プリマバレリーナ |
アンナ・ポリカルポヴァ | ラウラ・カッツァニガ | クシャ・アレクシ |
コンスタンチン(コースチャ)・ カヴリーロヴィチ・トリプーレフ その息子 |
イヴァン・ウルバン | アレクサンドル・リアブコ | ティアゴ・ボーディン |
ピョートル・ニコラーエヴィチ・ソーリン アルカーディナの兄 |
ロイド・リギンズ | ロイド・リギンズ | ロイド・リギンズ |
ボリス・アレクセーエヴィチ・トリゴーリン 振付家 |
オットー・ブベニチェク | ダリオ・フランコーニ | カーステン・ユング |
ニーナ・ミハイロヴナ・ザレーチヤナ 若い娘 |
エレーヌ・ブシェー | シルヴィア・アッツォーニ | アンナ・ラウデーレ |
エフゲーニイ・セルゲーエヴィチ・ドールン 医師 |
セバスティアン・ティル | アミルカール・モレ・ゴンザレス | アミルカール・モレ・ゴンザレス |
セミョーン・セミョーノヴィチ・メドヴェーヂェンコ 教師 |
ピーター・ディングル | エドウィン・レヴァツォフ | ピーター・ディングル |
イリヤー・アファーナシエヴィチ・シャムラーエフ ソーリン家の支配人 |
ヤロスラフ・イヴァネンコ | エミル・ファスフットディノフ | エミル・ファスフットディノフ |
ポリーナ・アンドレーエヴナ その妻 |
バルボラ・コホウトコヴァ | カトリーヌ・デュモン | カトリーヌ・デュモン |
マーシャ その娘 |
ジョエル・ブーローニュ | カロリーナ・アゲーロ | ジョエル・ブーローニュ |
Jakow 農夫 |
アントン・アレクサンドロフ | シルヴァーノ・バロン | アントン・アレクサンドロフ |
Dima 農夫 |
オーカン・ダン | マティアス・イアコニアンニ | オーカン・ダン |
三人のアルカーディナの崇拝者 | コンスタンティン・ツェリコフ キラン・ウェスト ジョージーナ・ブロードハースト |
アレクサンドル・トラッシュ オーカン・ダン アンナ・レナ・ヴィーク |
コンスタンティン・ツェリコフ キラン・ウェスト ジョージーナ・ブロードハースト |
コースチャの夢のダンス | リサ・トッド ステラ・カナトゥーリ アンナ・ラウデーレ ステファーノ・パルミジャーノ ジョゼフ・エイトキン ヨハン・ステグリ アルセン・メグラビアン |
マリアナ・ザナットー ミリアナ・Vracaric ステファニー・ミンラー 草野洋介 コンスタンティン・ツェリコフ アントナン・コメシュタッツ ウラディミル・ハイリアン |
マリアナ・ザナットー ミリアナ・Vracaric ステファニー・ミンラー 草野洋介 コンスタンティン・ツェリコフ アントナン・コメシュタッツ ウラディミル・ハイリアン |
レヴュー劇場のエトワール | ラウラ・カッツァニガ カーステン・ユング |
ジョージーナ・ブロードハースト ピーター・ディングル |
ラウラ・カッツァニガ ダリオ・フランコーニ |
(Masia さんが鑑賞されたのは12、13日ですが、キャストが興味深いので14日の分も掲載しました。)
せっかく2回も見れるので、各回の違いをまとめようかと思いましたが、初日にプリンシパルが大集合。2日目はサーシャ(アレクサンドル・リアブコ)、シルヴィア(・アッツォーニ)、ロイド(・リギンズ)、ラウラ(・カッツァニガ)のみ。しかもほぼオリジナルキャストで作品としては初日が圧倒的で比較はちょっと意味がなくなってしまいました。(もちろん、シルヴィアとサーシャはさすが!だったのですが)
12日はほぼオリジナル・キャストというのもあって、全員素晴らしかった! その中でも特にアンナ(・ポリカルポヴァ)とジョエル(・ブーローニュ)が印象に残りました。アンナの1幕でも倦怠感(すごい存在感だった)、2幕で白鳥の衣装で踊る時の美しさったら!! そして、ジョエル! 2幕最高です。「マーシャ」にとって結婚は妥協でしかない、という表現がめちゃくちゃいい! あとですね、2幕レビューのとこでエトワールがお立ち台の上で踊るところ、ピンクレディーのUFO(でしたっけ?古っ!!)のような振り付けが。。。 一人心の中で大爆笑してました。。。
13日はサーシャ、シルヴィア、ロイドの独壇場。他はほぼソリストクラスなのである意味仕方ないのだけど、ちょっと存在感にかけていたように思います。中には登場の度、この人誰(どんな役)?と思ってしまう役もいたりして。。。もちろん、13日がつまらなかったのではないです。2回目というのもあって作品の全体像がより把握できて楽しめました。各パートごと見所は満載だし、舞台セットも衣装もシンプルで素敵なので「かもめ」は大好きな作品になりました。
(Masia)